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HOME >> エンジニアの独り言 >> #06 データの保護されてますか?NASで対策を!

6話

こんにちは!お久しぶりです。プランシステムのエンジニアです。
今回は第6回となるエンジニアの独り言、テーマは「NAS」です。

早いものでもう2月も終わりです。多くの企業様では3月に決算を控えて、いろいろと追い込みの時期だと思います。
決算関係の書類だけでなく、新年度の準備、ISOや役所関係の申請など人もパソコンもフル稼働ではないでしょうか。

縁起でもない話ですが、こういう忙しいときに限ってパソコンが壊れたり、膨大なデータの中で必要な書類が見つからなかったり…
また、気候的に寒くて室内と室外、昼と夜の温度差があったりして実際にパソコン関係の修理の仕事が多い時期でもあります。
マイナンバーが導入されてから個人情報だけでなく、企業のデータの在り方やセキュリティ対策が取り沙汰されています。

これに外部からの脅威や内部の不正、地震や火災などの災害などの要因が加わり、
「データの保護」は企業の存続のキーとなっています。

6話サブタイトル

「データの保護」どうされていますか?

データの保存は「パソコンの中に保存されているだけ」もしくは 「パソコンの中+USBメモリ・DVD・外付ハードディスク」というパターンが最も多いと思われます。

この場合パソコンや外付ハードディスクが故障して読めなくなればデータは救えませんし、 故障した機械を専門業者に復旧してもらえば少なくても数十万の費用が掛かってしまいます。

また、DVDは日光や傷に弱く、USBメモリは磁気に弱いのでちょっとした不注意でデータの損失という事態になることもあります。
多くのパソコンを使っている企業ではファイルサーバーを設置してデータの保護と共有化を図っていますが、イニシャルコストもランニングコストも安価とは言いにくい上に管理者が必要です。バックアップの手間も導入が進まない原因かもしれません。

それでもやはりデータは企業にとって重要ですから何らかの対策の必要はあります。
そこでお勧めするのが「NAS」です。「NAS」はそのまま「ナス」と読んでください。
NASとは
ネットワーク アタッチド ストレージ(Network Attached Storage)の略称で、
簡単に言えばネットワークに接続するハードディスクです。

外付けのハードディスクはUSBなどでパソコンと直接接続するので、複数台のパソコンで共有することが難しいのに比べて、NASはLANでネットワークに接続するので共有が非常に簡単です。また、容量も大きいのも魅力ですね。

NASのメリット

1. 複数のパソコンで共有が簡単
先ほども触れましたが、ネットワークに直接接続されているのでデータの共有が簡単です。
複合機のスキャンデータやFAXの保存などにも使えるので紙資源の節約と共有に使用されるケースもあります。
また、社内のデータが全て集まるようにルール決めしておけば、必要な書類を探し回るなんて手間もかからずに済みますね。

2. 故障に強い
外付ハードディスクと決定的に違うことはNASの内部には複数台のハードディスクが装備されていてデータを分散保存もしくは複製保存していることです。RAID(レイド)という技術なのですが、RAID5という仕様では4台のハードディスクに分散してデータ保存をするので、1台が壊れてもデータがなくなりません。また書き込み時間も4分の1と高速です。

3. 外部からでも接続できる
ネットワークに接続されているので、設定さえ行えばインターネット回線を利用して外出先などからアクセスすることも可能です。スマホやタブレットからでもアクセス可能です。もちろんセキュリティには気を付けなればなりませんが…。
見積や図面などを外から取り出せれば、仕事の効率も上がります。

4. 比較的安価に設置できる
容量や仕様によって価格の幅はありますが、NASの中心価格帯は30-40万円、 ファイルサーバーでは数百万円かかりますので性能・メリットのわりに安価です。 専門の管理者も不要といっていいのでランニングコストも抑えられます。

まだまだメリットはありますが、ページが足りません…。
プランシステムでは「プランCloud」という名前で、お客様の用途、仕様に応じてカスタマイズしたNASのご提案を展開しています。
導入から活用までお客様のニーズにしっかりとお応えできますので是非ご相談ください。

次回の独り言はNASの活用方法についてつぶやきます(つもりです)
よろしくお願いします。

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